2024年6月9日 聖霊降臨節第4主日礼拝 (信仰の道)

<義人は信仰によって生きる> 牧師 木谷 誠 ハバクク書 第2章1-4節 今治教会の礼拝で朗読される聖書は日本基督教団の教会の暦(こよみ)に沿って選ばれています。旧約聖書から二つ、使徒書(使徒言行録、手紙、黙示録)、福音書です。その四つの中からこの聖霊降臨節の時期は、使徒書が主要日課として選ばれています。 しかし、今日はあえて旧約聖書からハバクク書を選ばせていただきました。個人的な好みで申…

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2024年5月12日復活節第7主日礼拝(キリストの昇天)<渇いている人は、誰でも私のところに来なさい>牧師 木谷  誠

本日は、イエス・キリストの昇天を記念する礼拝です。イエス・キリストは救い主として、私たちの罪が神にゆるされるために十字架にかかり、私たちに変わって罪を償われました。これが罪の贖いです。そしてイエスは十字架の死から三日目に復活されました。イエスは死に打ち勝ち、新しい永遠の命、永遠の愛の交わりを実現し、人々を招いています。そのようにしてイエスは神から与えられた使命を果たして、天へと昇っていかれま…

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2024年5月5日復活節第6主日礼拝(キリストの勝利)<勇気を出しなさい>  牧師 木谷  誠

ヨハネによる福音書第第16章25-33節 今、私たちの教会の暦は、復活から昇天、そして聖霊降臨へと向かっています。十字架の死と復活の後、イエスは天に昇り(天に帰り)ます。いよいよイエスとのお別れの時が近づいているのです。 イエスが去って行かれた後、弟子たちは、使徒(主の復活の証人)としてイエス・キリストを伝える働きを担って行かなければなりません。それはとても大きな苦難の道のりです。そのよ…

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2024年4月28日復活節第5主日礼拝(聖霊の実)<弁護者なる聖霊>  牧師 木谷  誠

ヨハネによる福音書第15章18-27節        本日の聖書を読んでいまして、私は今治教会の創立期のことを思い出しました。今治教会創立の年、明治12年は、キリシタン禁制の高札が撤回されてからまだ僅か6年しか経っていませんでした。そのような厳しい時代の中で、当時の人々、私たちの先輩たちは決断して、洗礼を受けたのでした。その人たちの覚悟は並大抵のものではなかったことでしょう。 それは…

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2024年4月21日復活節第4主日礼拝 <わたしを愛しているか>  ヨハネによる福音書第21章15-19節

2024年4月21日復活節第4主日礼拝 (弟子への委託) <わたしを愛しているか>   ヨハネによる福音書第21章15-19節       牧師 木谷  誠 本日の聖書を読みますと私は元草深教会牧師で、教団議長も務められた辻宣道先生のことを思い出します。 辻先生は、青森のホーリネス教会の牧師の息子としてお生まれになりました。戦時中、ホーリネスが国家の迫害にあった時、お父様は獄中で亡…

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